航路
出発、到着とも夜景がたのしめる。舞鶴港は出航からばくち岬までの間陸地に沿って
航行するが、舞鶴火力発電所のにぎやかな明かりを最後にあたりは急に暗くなり
漁火と灯台の明かりのみとなり旅立ちを実感する。
小樽は市街が斜面となっており、夜景が立体的でにぎやかである。
現在の船速と位置はテレビで確認できる。船速はほぼ30ノット(55km・毎時)である。
10:30南行のフェリーとの離合がある。速度、方向はコンピューターで制御されて
いると思うが、予定時刻にたいし1,2分の誤差で離合した。
お互いの船が汽笛をならしながら行きちがう。
お互い50kmの速度であるのでみるまに見えなくなってしまう。
最近のフェリーはバウ(船首)とスターン(船尾)にスラスタ(横向きのスクリュー)
を装備しているので着岸も早くスムースである。
各港の発、着時間も予定どおりJR並みであった。
日の出(帰路、奥尻島付近)
10:30 姉妹船「あかしあ」との離合
船内での過ごし方
テレビはBSがはいる。NHK BS1,2 ,HiV BS日テレ、BS朝日、BS-i、BSジャパン
BSフジなどが見られる。
地表波は奥尻島付近と新潟付近でみられるが、画像は不安定である。
タイトルは少ないが、DVDレンタルがある。レンタル料は500円
時間限定であるが映画上演もある。
マッサージルームもある。風呂からは少しはなれている。
30分程度のパントマイムショーが2回開催されていた。これは期間限定であろう。
乗船券番号での抽選会があった。3枚の乗車券のうち2枚が当選しレストラン金券、
フェリー特製Tシャツをもらった。これも期間限定であろう。
フォーワードサロン(船首)やプロムナード(船側)で読書やグループで話を
している人が多い。明るく広く外がながめられるのがいい。
フォワードサロン 
唯一、外気にふれられる船尾デッキ

北海道に1万円以下で行けるのは魅力である。(2等の場合8200円)
1人旅で余裕があればS寝台がいい。12400円となるが、
カーテンで仕切られた個室であるので気兼ねなく休める。部屋数が14と少ないので満室となることが
多いようである。
小樽のフェリーターミナルには食堂や展望風呂があるので待ち時間に夜景を眺めながら
食事・入浴ができる。
フェリー乗船記TOPへ