平成27年2月3日〜4日、坂井市三国町 港のホテルにて、後期セミナーを行いました。
【日程】
1日目
13:35〜講義「協働のまちづくりの実現に向けた公民館への期待
―坂井市コミュニティセンターの取組を例にー」
講師 福井県立大学 地域経済研究所 江川 誠一氏
(坂井市コミュニティセンター検討委員会委員長)
15:00〜ワークショップ
18:00〜交流会
2日目
9:30〜事例発表(平成25年度文科省優良公民館受賞公民館)
福井市社北公民館
鯖江市豊公民館
10:10〜プレゼンテーションを学ぶー情報発信力向上のために!
講師 鰍モくいコミュニケーションズ 代表取締役 澤崎 敏文氏
12:00 閉講
1日目講義より |
平成27年4月からコミュニティセンターへと移行する坂井市の経緯を例にしながら、公民館を拠点としたまちづくりについての課題や方向性について、また今後の公民館への期待についての講義を聞きました。
概要
・公民館とまちづくり
地域を取り巻く環境の変化により、地域資源を生かし地域自らが解決することが求められている時代になってきている。低成長時代で行政のみでは対応できなくなり、住民の参画なしでは成り立たない。まちづくりとは、「まちをもっとよくしようとする取り組み」のことである。
・まちづくり組織の課題
リーダー育成や各種団体との連携、財政面などの課題がある。公民館がまちづくりの拠点となるためには、住民からまちづくりの拠点として認識されているか、柔軟に門戸が開いているか、地域のまちづくり団体や各種団体と共通の意識を持つことができるか、といったことが課題ではないだろうか。
・公民館を拠点としたまちづくりの方向性
社会教育法第20条や22条の解釈が様々で、柔軟に捉えることもできるが、 縛りにもなっている側面がある。社会教育はまちづくりのベースである人づくりを担っており、地域に密着した活動が期待できることから、公民館でこんなこともできれば、といった多様なニーズへの対応が求められている。その実現のために、制度を変えるのか、公民館が柔軟に対応するのかどうか、それは地域により異なってくると思う。今後は多様な参画ができ、やってみたいことがどんどん実現できる、これまで以上に親しみやすい場になることを期待したい。
開講式 川元教育長 江川講師
ワークショップより |
ワークショップでは、グループに分かれ、それぞれの地域の課題を抽出し、解決するための話し合いを行いました。
2日目 実践発表 |
2日目は平成25年度文部科学省優良公民館を受賞した福井市社北公民館と、鯖江市豊公民館、2館の公民館の事例発表から始まりました。
社北公民館の発表 豊公民館の発表
プレゼンテーションを学ぶー情報発信力向上のために! |
講師に鰍モくいコミュニケーションズ 代表取締役 澤崎敏文氏を迎え、プレゼンテーションのポイントを学ぶ研修を行いました。
伝わるプレゼンの要素とは、技術とは何かを学びました。
具体的な事例を取り入れながらの説得力あるお話に聞き入り、あっという間の100分間でした。
概要
・プレゼンテーションとは
聞き手との価値の共有が大事。そのためには相手のことを考える、「思いやり」が大切。
・プレゼンの構成
構成手法はPREP法(要点、理由、具体例、要点や)、SDS法(要約、詳細、要約)が一般的。
伝わるプレゼンのポイントは3!ポイントを3つに絞る。
何を、誰に、伝えたいのかを明確に。
・内容
ターゲットを絞る。”この人のために用意した講座”にする。
顧客を知り、相手を知り、自分を知ること
例)朝専用コーヒー、朝マックなど
・表現方法
シンプルに、簡潔に、分かりやすく
ビデオに撮って確認してみる
あいさつではじまり、あいさつで終わる
・ポイント
・言いたいことが明確か?
・伝える相手は誰か?
・引き出したいものは何か?
講師の澤崎先生 熱心に聞く参加者
〒918-8135
福井県福井市下六条町14-1
福井県生活学習館内
TEL 0776-41-4077
FAX 0776-41-4077
e-mail f-kouren(A)kore.mitene.or.jp
(A)を@にかえて送信してください。
事務局 月〜金 9:00〜16:00
(会議等で不在の場合があります。)