原爆ドーム
1915年(大正4年)に建設された広島県物産陳列館は昭和20年8月6日午前8時
15分原爆の熱線と爆風により一瞬にこのような姿となった。
くずれ落ちた瓦礫もそのままの姿で保存されている。
広島市の中央部にありながら壊されずによく保存されたものである。
広島の人にとっては目にしたくない光景でもあったはずである。
近くには原爆投下の目印となったT字の形をした相生橋がある。
相生橋をわたり平和公園に向う。
くずれた瓦礫
原爆ドーム
昭和33年に建てられた千羽鶴の像のまわりには千羽鶴がぎっしり
納められていた。
塔の上の少女は被爆10年後になくなった少女がモデルである。
原爆死没者慰霊碑は原爆犠牲者の霊を雨露から守ろうと願いから埴輪の家型と
なっている。前に立つと平和の池にある「平和の灯」があり、その向こうに原爆ドームが
一直線にのぞまれる。
広島平和記念資料館には原爆に関するあらゆる資料の展示がある。
生々しい被爆資料におもわず息を止めてしまう。
外人や修学旅行生が多い。入館者でいっぱいであるが、静かである。
奴隷収容施設のゴレ島(セネガル)、ナチスの強制収容所(ポーランド)と
原爆ドームが負の世界遺産となっている。
原爆供養塔 原爆死没者慰霊碑
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