日光の社寺
開門と同時に入門したので境内に人はまばらである。
広い表参道を歩き階段をのぼり一の鳥井をくぐると左手に神厩舎
(しんきゅうしゃ)である。
神厩舎長押には見ざる、言わざる、聞かざるで有名な「山三猿」の彫刻がある。
神厩舎は周りのりっぱな建築物にくらべ、そう目立つ建物ではない。
石階段を登ると陽明門である。竜、獅子などの数百体の彫刻、極彩色に
彩られた様子はまさに圧巻である。
本殿は係員が案内してくれた。
回廊には花鳥動物の彫刻が施されていたが、
左甚五郎作の眠り猫もここにある。
本殿から右へぬけ杉の大木の森のなかの石畳の道
を歩くと奥宮拝宮となっており
ここは徳川家康墓所となっている。
建造物の近くの大木には台風など強風対策として
転倒防止のためワイヤーが
かけられている。
本殿を見終わったころには観光客も多くなってきた。修学旅行生が多いようである。
休憩を兼ね日光東照宮宝物殿に入ってみた。
ここには国宝、重文を含む1000点が所蔵されている。
日光東照宮は徳川家康を弔って創建された神社であるが、訪れた日4月17日は
徳川家康の命日であり大祭が行われていた。山車が数台でていたがお天気が
悪くなり大変そうであった。
春季例大祭は1ヶ月遅れの5月17日である。
門前のみやげ物店には「ゆば」を食べさす店が多い。
みやげ物やに入り数点のお土産を買ってゆばを食した。
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