水中翼船トッピー  鹿児島→屋久島
鹿児島行きのフェリーが定期検査中とういことで車を鹿児島に
置き水中翼船トッピーを利用した。
車はのらないのでフェリーではない。
指宿と開門岳
船首にあるのは水中翼に
つながる装置
行きは指宿経由、帰りは種子島経由を利用したが直行便だと
屋久島まで2時間で行ける。時速80kmくらいである。
高速船と浮遊物、クジラなどの
衝突事故があるので出港後はシートベルト着用となる。
2006年の佐多岬沖の事故の反映で何回かシートベルト着用の確認が
ある。
指定席でシートベルト着用なので右舷、左舷と移動することはできない。
景色を楽しむのなら行きも帰りも同じ舷に座る方がいい。
乗船券購入時1,2階と希望の席を聞かれるのでその時指定しておくといい。
2階のほうが展望はよい。
40分くらいして指宿に着く。薩摩富士といわれる開門岳のスロープが
きれいである。
指宿を出港してしばらくすると右舷遠くに黒島、竹島がみえる。
台風2号の影響で波は高い。5、6mはあるが、水中翼船なので
波の影響はさほどない。たまに行き違う貨物船は大きくゆれている。
2時間30分で屋久島宮之浦に到着する。
薩摩富士「開門岳」
屋久島宮之浦港
屋久島からの帰りも右舷側に乗った。種子島への寄港便である。
45分で種子島に着く。高い山のない種子島は屋久島とは
感じが違う。
乗船客が乗るとすぐ出港である。
桟橋では老夫婦が手を振って見送っていた。家族の誰かの見送りであろう。
船の別れは情緒のあるものである。
帰りも波は高かった。
1時間もすると佐多岬が見えてくる。
波は鹿児島湾にはいると急に静かになった。
やがて桜島が見えてきて鹿児島港に入港する。
佐多岬
種子島西乃表港に入港
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