昔の機器   9R59
発売昭和36年
横行ダイヤルを採用したパネルはそれまでの通信機
のイメージをくつがえした斬新な印象であった。
いまだ古臭さを感じさせない。

この時期からハム人口がうなぎのぼりに
増加する。
CQ誌 1961年3月号のCM
バリコンの右にMT管とIFTが別シャーシに
組まれているが、これが9R59の売りである
Qマルチである。
Qマルチとは中間周波数の455KHz±数KHz
を発振させミキサー管のプレートに接続し
IFTのQを高くし選択度の向上をはかるというもの。
基本的な回路は高1中2と呼ばれる一般的なもの。
シャーシの大半をコイルパックが占めている。
中間周波増幅回路の様子
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