自治会長のひとりごと

 今、高須町では、「村おこし」に取り組んでいます。何千年の歴史をもつ集落に活力を再生したいからです。現況は過疎と高齢化で断崖に立たされている心境の日々です。
 それを逆手に、長寿社会の現実をさらに長寿の限界に挑戦したいと思っています。NHKの連続ドラマ「わかば」で言われている「生きているだけで丸儲け」という言葉を地で言ってみたいのです。
 例えば、中山間地域の水田作業の重労働から高齢者を解放するために、集落一農場として農業生産組合に全面委託し、日常日当たりの良い畑で腰をおろしながら語り合い、好みの作物を栽培しながら、余生を楽しい暮らしに変えていきたいのです。
 反面、水田の維持管理を徹底し、水害に強い地域づくりを忘れてはなりません。
 集落の活性化、未来の創造には青壮年の活躍は欠かせませんが、同時に重要視したいことは、

1.子どもに託すこと
 県、市当局の手厚いご配慮によりましての一集落一小学校の存在です。それに応えようと校長先生他スタッフの先生方の頑張り、そしてそれに応える子どもたち。これが自治会自慢の一つです。世間で騒がれているような事件や問題もなく、自然環境に恵まれた中での子育てを実現しています。きっと素直な人間に成長するに違いありません。
 子育てにお悩みの方、考えてみませんか。控屋もあります。福井市内まで通勤時間30分です。将来を託す子どもたちのために。

2.グリーンツーリズムに参加してみませんか
 自然と親しみながら、きれいな水、低農薬、有機肥料でコシヒカリ栽培。お米の味はまた格別。特に健康管理に役立つこと間違いありません。

3.関心のある方、自治会挙げてのふれあい運動会に参加してみませんか
 自治会のふれあい運動会は、住民だけでなく、他地区にすんでいても、親子・孫、棚田オーナー親子、関心のある方なら誰でも参加できます。
 高須町にゆかりのある人々が一体となって繰り広げられるふれあいの集い、運動会の楽しさを是非味わってみてください。

4 高須町のシンボル「高須山」の散策はいかがですか
 頂上からの眺め、四方の眺めは絶景です。年に何回か、北に能登半島、西に丹後半島が見えることがあります。ここに立ってこのような眺めを見ていると、何かしら心が大きくなったように思えます。
 季節によって山菜が採れるのも魅力です。

5 郷土愛と人間の成長の砦に
 四囲の自然に鑑みて、先祖の活躍に思いを馳せるとき、この町が郷土愛と人間の成長の砦になって欲しいと思います。

以上が私のひとりごとであります。

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