作陶40年 増永ふじさん

作陶40年、幾多の困難を乗り越えてきた増永さんの焼きものは、大地に根をはったような存在感のなかに、包み込むようなあたたかさがあります。越前古来の自然釉の肌合いは、日本人の美意識を刺激します。壷を真骨頂とする焼き締めの数々、造形的な面白さにあふれた作品も多く飽きさせません。福井では数少ない登り窯を持つ陶芸家として、内外で活躍をされています。