GOGHの絵
「オーヴェール風景」 1890
穏やかな南フランス農村の風景。ピストル自殺の数ヶ月前。「ひま
わり」「アルルのはね橋」「糸杉」「ローヌ川の星月夜」などはあまり
にも有名であるが、この「オーヴェール風景」の安らぎとその数ヶ月
後の結末はどう考えたらよいのだろうか。
「カラスのいる麦畑」 1890
最後の絵。麦畑からカラスなぜかいっせいにに飛び立つ姿にいいよ
うのない不安を感じる。ゴッホは「先の見通しは暗い。ぼくは未来を
幸福な光の中で見ることができません」「人間の苦しみは生きてい
るものだ」の言葉を残して自殺。37才。