コンテナガーデンとは。次の二つの定義がある。
1、植物を植えた複数のコンテナを体裁よく並べて、庭を花と緑の環境に装飾する。
2、一つのコンテナにいろいろな植物を寄せる寄植え。プランタギャザリングという
ここでは2の寄植えギャザリングの造り方を説明する
寄植えの作業手順
(1)創作したい情景をイメイジする。
作業ヒント まず次の①と②を決めるとイメージがまとまる。
①フォーマルタイプ(整形形)、ナチュラルタイプ(自然型)のいずれか
にするかを決める。
②多方見タイプ、一方見タイプのいずれにするかを決める。
(2)イメージのアイデア化(形にまとめる)をする。
1)ガーデンの外形フォルム(全体形)を決める。
主景添え型、三角錘形、角形(1段形、多段形)、ドーム形、縦長形、
箱庭形 etcなど、どのようなの外形に植え込むか決める。
2)1)で決めたフォルムに似合う植物を、以下の1~5の項目を総合的に
考慮して決める。
1、どのような植物で組合せるか決める。
①草花だけで組んだコンテナにするか
②樹木を主景にして草花や観葉植物を添えたコンテナにするか。
③草花と観葉植物で組んだコンテナにするか。
※この場合、植物どうしの相性も考慮すること。例 ミントははびこり
が激しく、他の植物を枯らす。
2、植物の全姿や成長の仕方などから検討する
次の5要素のものを上手に組み合わせることにより伸びやかさや
奥行き感、広がり感や躍動感 リズム感などのある趣きを模索する。
①上方向に長く伸び上がる植物
②下方に垂れ下がる植物
③左右にこんもりと広がる植物
④地面を這う植物
⑤アイポイントの植物
3、葉や花の大きさ色彩、テクスチャーの面から検討する。
1)配色計画 個々のもっている潜在メージと、それらを組み合わせ
てかもしだされる趣きとえを総合的に配慮して配色を計画する
・ロマンチックイメージー(例 パステルカラーどうしの組合せ。
白、黄色、ピンク、淡いブルーの組合せ)
・モダンなイメージ(例 赤と白、黄色と紫、青とピンクなどの
組合せ)
・その他ピピット、プリティ、クラシック、カジュアル など
のイメージ
2)色環の組合せを考える
色環上の色を組み合わせて趣を調和させる。
・同一の調和 似た色の濃淡の違いの色を組んで調和させる
・類似の調和 色相、明度、彩度の近い色どうしを用いて調和さ
せる。
・対比の調和 色相、明度、彩度の遠い色[対比色)どうしを用
いて調和させる。
※・穏やかな趣きには同一か類似の調和を考えた配植を。強い印
象の趣きには対比の色を組むとよい。
・花色の異なるものをたくさん植えこむコンテナよりも、初め
は2種類程度のコンテナからはじめるとよい。
3)生育環境の好みや栽培面の内容が同じ植物を揃えること。
・日当たりの好みや水やりの頻度、冬の寒さや夏の高温に対する
性質、肥料の好みなど。
4、ローテイションから検討する
開花の終えた株の後に植える植物や、季節感をかもしだすのに植
える植物をあらかじめ決めておく。
例
| スペース |
春 |
夏 |
秋 |
 |
| A |
ゴルドクレスト |
ゴールドクレスト |
フジバカマ |
| B |
ルナリア |
くロトン |
ジニア・リネアリス |
| C |
ビオラ |
べこにあ |
ベコニア |
| D |
スートアリサム |
ハツユキカズラ |
ハツフキカズラ |
5、コンテナの検討する。
植物の表情、育成適否、置き場所などをトウタル考慮して、適した
色あいや形、テクスチャーのコンテナを決める。
例・ソフトな趣きのデザインにはボール形、ハードなデザインには
角形のコンテナを使うよい。
・縦に長い植物の植え込みには立て菜がのコンテナを使うとよい
・蔓の垂れ下がる植物には縦長のコンテナに植えるか、浅いコン
テナに植えて高い脚台に載せるとよい。
・鉢色と異なる花を植える。例えば白い花に白いコンテナは不向
きである。
(3)配植作業 (2で決めた植物をコンテナに実際に植え込む作業)
初めに2で模索して決めたデザインに植物(鉢つきのまま)を仮に置いてみて、
よく検討してから以下の要領で植え込む。
※初めにウオタスペースの位置まで用土を詰めます。そして根鉢の容積だけ
の用土を堀り出して植え穴を作って植え込む。
1)主景植物から順に植え込む。
2)植える深さは主景植物の植面の高さにそろえる。
3)それぞれの植物の表情が見えるように、また、将来の伸びる方向や速さ、枝
の広がり方などを考えてゆったりと植える
4)管理の仕方や用土の異なるもの、あるいは開花期間のごく短いものなどは
ポットに植えたまま埋めておく。
5)株と株の間に用土をよく詰める。 |