トピックス#10 信楽焼のタヌキ

 滋賀県甲賀郡信楽町に出張旅行に行き、タヌキの置物を買ってきた。その時、店の人に聞いたことを纏めておく。

 

<手法>

 作り方としては、「手作り」と「型への流し込み作り」の2種類があること。
  ・手作りは、重くて、下から中を覗くとザラザラしている。
  ・型流し込みは、軽くて、中がつるつるである。

 それぞれの手法は次の通り。

  ・手作りと言っても、全て手で作るのではなく、粘土を型に押しつけて大まかな形にし、

   それから手で細かいところを作っていくのだそうな。

  ・型への流し込み作りは、ドロドロの粘土を型に流し込むので、全部同じであること。

 確かに、型への流し込みは、大きい物でも持ち上げてみると軽いし、逆さまにして覗いてみると内側がすべすべしている。

 

<値段の付け方>

 値段は、次のように区別して付けられて居るそうな。

  ・同じ背丈でも、お腹などがふっくらしていたり、体が太いと高い。

  ・基本的に大きければ高い。

  ・大きくても安い物を買いたいのなら、型への流し込み作りを選んだ方が良い。

などである。

 

 結局、手作りの方が重いし安定も良いだろうと言うことで、3,800円の物を買ってしまった。粘ればまけてくれるのだろうが、邪魔くさいので消費税分だけをまけて貰った。しかし、元々消費税は内税になっていたのかも知れないが。(涙) まあ良いや。

 今まで、「タヌキの置物が欲しい。」と願いつつ、なかなか踏ん切りがつかないまま買えずにいたので、ちょっと嬉しかった。