<発疹(1)>
日曜日に、薔薇が巻き付いているアーチの修理をしたときに、ダニか何かがくっついたのか、右腕の肘(ひじ)の当たりに20個ほどの赤い発疹(ほっしん)が。
痛みがないし、一面に広がって居るので、ヘルペス(帯状疱疹)では無いだろう。ヘルペスだったら、酷いときには失明したり死んだりするから、放っては置けない。
ただ、無性に痒(かゆ)い。夜中に目覚めて、かゆみのために1時間ほど寝られなかった。どうしよう。病院に行くべきだろうか。嗚呼、痒ーーーーーい。 |

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<発疹(2)>
日曜日以来痒(かゆ)みの伴う発疹が酷くなり、痒くて仕方がないし、数が増えてきているように思う。恐らく、痒いので思わず掻いてしまい、そこから膿(うみ)が出てうつるのであろうか。
他所にうつるので「とびひ」じゃゃないか、と言う人が居るが、本当のとびひは、水泡とかさぶたを伴うらしいので、私のはとびひではないだろう。しかし、増えていることは間違いない。
仕方がないので、明日は医者に診て貰おうかと思う。高く付いた「アーチ直し」である。 |
<発疹(3)>
日曜日の夕方から発疹が出始めて3晩過ぎたが、発疹が引くどころか、益々痒(かゆ)みが酷(ひど)くなってきた。
何せ、10cm×10cmの面積の中に、発疹が40個以上有るんだから、同僚の女性が見て、「寒気がする。」と両腕の肘(ひじ)を抱え込んだ程である。
このまま様子を見ていても良くなるとは思えないので、同僚が勧めてくれた皮膚科のある個人医院に行くことにした。M市にある「おお○し医院」である。
この医院は、M市の六条通りに有り、皮膚科、外科、泌尿器科があるが、皮膚科の治療ではなかなか評判の良いところであるようだ。それに、午前中は9:00−12:00までで、午後は4:00−7:00まで診てくれるので、勤めている人にとっては大変便利である。
この医院、旦那さんが院長で、3科の診察も引き受けているらしいし、奥さんが皮膚科専門であるようだ。同僚達が、「皮膚科で奥さんに回されたら、ちょっと難しい状態と言うことかも知れない。」などと冗談を言っていた。
さて、いよいよ診察を受けることになったのだが、私が問診で「日曜日に、台風で傾いた薔薇のアーチを腕まくりしながら直した。」と答えていた為か、私の腕の状態を見た瞬間、「ああ、これは多分ケムシの毒にやられたのでしょう。」と言われた。
「おいおい、その儘(まんま)かい。」と一瞬思ったが、それ以外には考えられないしなあ。
「やっぱりケムシですか。」 「多分そうでしょう。春先のケムシの毒は凄く強くて、こういうことがよく有りますよ。」
「これは、うつりますか。」 「いいえ、毒が全身に回ってあちこちに発疹が出ることはあるが、他の場所にうつったりしません。」
「どれくらいで治りますか。」 「一週間ほど掛かるかも知れません。酷い人の場合は、一ヶ月も治らないことも有りますよ。」
と言うような診察の後、治療をして貰った。そして、それを毎日繰り返すように言われたので、記録しておくと、
@先ず、痒(かゆ)み止めを塗る。 A特に発疹が集中している場所には、ガーゼに軟膏を自分で塗った湿布(しっぷ)を作り、それを患部に張り、包帯を巻く。
ということになる。 それから、痒み止めの飲み薬を朝夕の2回服用する。これを5日分貰った。
実を言うと、私が痒いと言ったら、「かゆみ止めの注射をしましょうか。」と言われたが、「昔、手術の時、麻酔注射をされた後、風疹のような発疹が体中に出た。」と話したら、「それじゃあ、飲み薬にしましょう。」ということになったのである。
夕食を食べてから、風呂に入る前に包帯を外し、湿布をめくり取り、皮膚にくっついた軟膏をオリーブ油でぬぐい取る。そして、風呂に入り患部をそうっと洗う。
風呂から上がったら、先ず痒み止めを塗り、その後湿布を作って腕に張り、包帯を巻く。
「これは、お前の頼みで薔薇のアーチを直していてなったんだから、宜しくね。」と、全部カミさんにして貰っている私である。
ヒーーー、カユイーーー。 |
<発疹(5)>
先週の日曜日の薔薇のアーチ直し以来の発疹が、ようやく落ち着いた感じ。とは言ってもまだまだ発疹が残っているが、痒(かゆ)みが殆(ほとん)ど無くなったのは救いである。
何とか写真にとって残しておこうと思いつつ、デジタルカメラを仕事場に置いたままで持ち帰るのを忘れ続け、昨日の夜、5日も経ってやっと写真に撮れた。
それが、このページの写真である。 |