旅行報告#22 石清水八幡宮参り 2003.01.13
<はじめに>
「八幡」さんにお参りした。皆さんの所ではどうなのか分からないが、私の住んでいる所を含むかなり広い地域で、「厄」の年に成ったら「厄祓い(やくばらい)」の為に「八幡」さんにお参りすることになっているのである。
と言うわけで、今年「厄年」だった家族の代りとしてカミさんと二人でお参りしたのである。
<八幡さんのこと>
さて、石清水八幡宮は、「いわしみずはちまんぐう」というのが正式の名前だろうが、私達は「やはた」さんと呼ぶ。ところが、HPを観てみると「やわた」と書かれている。良くワカランが本元がそう言うのだから、「やわた」さんが正しいのだろう。
この「八幡」さん、859年に創建され、応神天皇と神功皇后、比淘蜷_をお祀りしているという。分社は全国に有り、「八幡神社」と検索エンジンでサーチしてみると、沢山引っかかってくる。(失礼)
現存する社殿は江戸時代に三代将軍徳川家光が造営させた物であるらしく、本殿等は国の重要文化財に指定されていると言う。
<神社まで>
いよいよ「八幡」さん近くに到着し、京阪電車の「やわた駅」近くにある市営駐車場に入ろうとした。底に車を停めて、ケーブルカーに乗って神社まで行こうと思ったのである。ところが、もの凄い数珠繋ぎ状態で順番待ちの車が並んでいて、駐車場近くに行くことも出来ない。近くに居た人に聞いたら、「今日は成人式が有ったんで、若い人が来て特に多いんやろ。」と言う。
「車で山頂まで行けるで。」と言われて、隣の橋本駅近くまで行き、そこから山頂に向かった。車がようやくすれ違えるような細くて急な道を必死に登り、何とか山頂の駐車場に辿(たど)り着いた。駐車場のようなそうでも無いような場所だが、結構沢山の車が上って来ていた。
山頂まで車で来ると、楽チンで良いように思うが、実は困ったことがある。それは、山頂には売店がほとんど無く、土産物が買えないことである。有るのは「うどん」、「ぜんざい」、「たこ焼き」屋と子供向けの屋台だけ。と言うわけで、今回はお土産は無しであった。
そうそう、書き忘れるところだったが、駐車料金は取られない。良かった良かった。
<厄祓い>
本殿近くになると、すすぎ場があるので、先ず手と口を清水ですすいだ。その横当たりに受付があるが、そこは、昨年に頂いて厄よけしていただいた「御神矢=破魔矢」を返す場所である。
その先の正門をくぐり、本殿左に有る受付で3,000円を払い、「矢」を貰う。その「矢」を持って先に進むと、巫女(みこ)さんが「矢」を受け取り、代わりに矢羽のカバーになる細い紙の袋をくれる。そして集めた「矢」を神棚のようなものの前の筒に入れ、お払いの舞を踊ってくれる。その踊りが終わったら「矢」を返してくれるのだが、さっき巫女さんに渡した「矢」ではないことは確かである。まあ、お払いをしてくれた「矢」だから同じと言えば同じだが。
その「矢」を持って本殿でお祈りをして一応は終わる。丁寧にしたければ、本殿内に上がり、正式なお祓いを受けること。
本殿に向かって右側には、「お守り」や「絵馬」、その他の「縁起物」が売られている。私達も絵馬に息子に関するお願いを書き奉納して帰ってきた。
<付け足し>
本殿前でお祈りをしているとき、小学生低学年くらいの女の子が来て、声に出してお祈り・お願いをしている。それを聞いていて笑ってしまった。それをかいつまんで書いてみると、「なんまいだなんまいだ、○○ちゃんが天国に行けますように。お祖母ちゃんが太りませんように。おもちゃがいっぱい買って貰えますように。・・・・・。」。
その子は、頭を叩かれていたけどね。(爆)