京都大原(三千院など)

旅行と言う程のことではないのだが、カミさんと娘と三人で訪れたので、

観光名所の紹介、と言う感じで書いてみよう。

 

場所(ありか)

大原は、京都の洛北に有り、滋賀県朽木村への途中にある。

昔は

出世争いなどに敗れ世を儚んだ落人や、都の喧噪を嫌って静かに暮らすことを選んだ世捨て人が住んだ所、

と言われていたが、現代のような車社会では、それほどでもないこともない?場所である。

 

歴史(いわれ)

数多くある寺社の中でも、一番有名なのが「三千院」である。

最澄が比叡山延暦寺の東塔近くに建てたものを、洛中に移転させ、更に、応仁の乱後に大原に移したらしい。

天台宗の5門跡(皇族が住職になっているお寺)のうちのひとつで、由緒正しきお寺である、らしい。

 

見所(みどころ)

中心殿

本尊は、薬師瑠璃光如来で、秘仏とされている。

宸殿(しんでん)には、阿弥陀如来、救世観世音菩薩、不動明王が安置されている。(いずれも重要文化財であるそう)

往生極楽院

本堂。かなり簡素。

阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩が祭られている

金色不動堂

秘仏とされ、表に出されていなかった智証大師の作の不動明王が祭られる。

お堂自体は、平成元年に建てられた新しいものである。

庭園

客殿からは聚碧園、宸殿からは有清園が見える。

 

駐車場

観光地に行ったとき、どの駐車場に停めようか、迷うことがある。

と言うのも、三千院のように国道から見て高いところにある場合、

国道近くに停めれば、空いているが遠い。

上にあがっていくと、何処まで行けるか分からず、不安。

と言うことで、中間地点に車を停めた。

ところが、中間地点と思っていたところは、1/3地点であった。結構歩かされた。

ほぼ目的地近くまで登ったところに、「この先行き止まり」という看板を挙げた駐車場が。

嘘つき。まだ先に来るまで行けるじゃないか!最も、「ほぼ行き止まり」だけどね。

皆さん、行かれるなら、ほぼ行き止まりの看板まで車で上れます。

その近くに、店に入れば駐車料金がただになる喫茶店もあり。(何も貰っていないけど)