食べ物の学習室 # セラミック炭焼き肉器
水を入れて落ちてきた油分を受けるように出来ている。良いアイデア。 |
肝心のセラミック炭。 |
本体に、セラミック炭をはめたところ。 |
肉を乗せて焼く部分部品。 |
組み合わせ前。 |
完成写真。 |
以前からほしくて仕方がなかった「セラミック炭」の焼肉器を、引き出物として頂いた。
我が家では、焼肉はホットプレートで焼いていたのだが、どうも今一美味しくない。そこで、美味しく肉が焼けるという「セラミック炭」の焼肉器が欲しかったのである。
さて、セラミック炭とは何か。
セラミックを炭の代わりに使い、ガスの炎などでセラミックを熱すると炭と同じように真っ赤にいこり、炭焼き焼肉のように出来るものである。
それに、炭よりも便利なのは、殆(ほとん)ど煙が出ないことと、何回も繰り返して使えること、遠赤外線が出る為に表面だけでなく肉の中からも焼けること、とセールスポイントに書かれている。
おまけに、肉を乗せる部分が斜めになっていて、余分な油が下に落ちるようになっている為、ホットプレートのように肉が水気でベチャ着かないという良い点も有った。
皆さん、最近は焼肉専門店でも使っている優(すぐ)れ物なので、是非手に入れられることをお勧めします。
なお、セラミックとは何かも書いておきましょう。
調べてみると、セラミックとは、無機物質(ケイ酸塩鉱物など)を原料として熱処理をほどこし作られた陶磁器・ガラス・セメントなどのことである。
セラミックは、1,400度Cの耐熱性や耐薬品性、高い電気絶縁性をもっていて、大気圏突入の超高温に耐えられるようスペースシャトルの外壁材として使われていることで有名である。
それに加えて、最近は、非金属や金属の酸化物・炭化物などを原料として、色々な特性を持つ、ニューセラミックスまたファインセラミックスと呼ばれる物も作られているようである。
その一つが、上に書いた「セラミック炭」であり、それを利用した焼肉器であろう。