語源#001 月とすっぽん
素晴らしい物とひどい物を比べるときに使われる言葉、「月とすっぽん」
こんな比べようもない二つなのに、何故並べて比べられるのでしょうか?
疑問を持ったことはありませんか?
いろいろな考え方があるとは思いますが、私が信じる説は、次の通りです。
「月」は、そのまま月でしょう。
「すっぽん」は、実は、初めは「朱盆」だったのではないかと言うことです。
これだと、丸い物同士で比べられますよね。
だから、初めは、「月と朱盆(しゅぼん)」だったのが、なまってしまって、
「月とすっぽん」に成ったと言うことです。
納得できると思われませんか?