6月30日 高田渡 京阪神3DAYS IN KYOTO
当日はやはり梅雨で天候が思わしくない一日・・・京都に着いた時は雨は止んでいたのでほっと一息。高田渡を見るには、一杯と腹ごしらえをしなくてはね。(苦笑)大衆食堂の老舗って感じの「スタンド」と言うお店に入る。50cmくらいの長いカウンターを挟み、両側にお客が座ると言う正にスペースの合理化って感じのお店。生麦酒に焼肉、トマトなどなど頼んで・・・店内ぐるり。キリンビールのレトロなポスターに、お客には外人の老夫婦、新聞片手に一杯、TVをあてに一杯、日曜日だと言うのに不思議な光景だが、酔いもまわると居心地が良いから次第に寛ぎ気分は満開にライブも忘れそうに・・(^^;
スタンドを出たのが5時20分。空からは今にも雨が振りそう。磔磔の入り口前では既にお客が入りを待っていた。開場まではすぐで、店内は薄ぐらい灯に包まれていた。昔は酒蔵だったと言う話だ。外観はそのまま蔵です。床は荒い木目が見える太い材がごつごつと張られて、椅子は木製のがたつきのある2人掛けの長椅子。
お客が次々と席を埋めて行き、始るまでにドリンクや腹ごしらえをしている感じが続きやっと会場の雰囲気が変わりステージが始った。
高田さんが出る前にゲストの徳田健さんと井上としなりさん&杉本"Q”さん。徳田さんはどことなく「トム」に似てる感じがした。歌声も・・
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その後、井上&"Q”ユニットで数曲演奏。井上さんのジャズぽいギターの音色と"Q"ちゃんのエレクトリックバイオリンの優しい音色に暫し聞き入る。
再度、徳田さんが演奏を、そこへ高田さんがマンドリンを持ち乱入。。盛り上がりはあったが、ちょっと不発かな?(笑)
休憩を挟み、いよいよ渡氏の出番ですよ。めがねの準備をして、いつもの歌詞ファイルを用意。ぼそぼそとしたトークから始るが異様に引き込まれて行く。そのぼそぼそ話しがまたツボを突いてくる。CMでお金が入り過ぎて都営住宅に住めなくなりそうな話とか・・そして歌を短い歌を(笑)いやいや、歌もいいぞ!値上げやアイスクリームなどなどトークが主なのか歌がトークなのか分からない感じ(笑)しかしフィンガーリングはしっかりとベースランニングを・・・さすがです。後半はバックメンバーにゲストの「井上さんと杉本さん」に・・得に"Q”ちゃんの事はお気に入りでベタボレであった。
この"Q"ちゃんバイオリンも上手いけど、ブルースハープも吹けちゃうと言う方でその音色は女性なのか柔らかく優しい感じがしたなぁ・・私もベタ惚れか!(苦笑)そう言えば帰り際にちゃっかり握手をして帰った(爆)写真とれば良かった(残)
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アンコールにもこたえてくれた高田さん。最後まで自分のペースでライブが終わった感じ..外へ出ると京都との街は蒸し暑くどしゃぶりの雨でした。でも頭の中では値上げの歌の歌詞がぐるぐるまわってたなぁ・・・・そのな京都の一日でした。
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