2007Fomula One Grand Prix
Rd.4 Spain
Pos. | Driver | Q2 to Q3 Time Lag | Laps | Q3 Laps | Total(Laps) | Result |
1 | F.Massa | 0.824sec | 9 | 11 | 20 | 19 |
2 | F.Alonso | 0.654sec | 7 | 11 | 18 | 19 |
3 | K.Raikkonen | 0.981sec | 10 | 11 | 21 | Retire |
4 | L.Hamilton | 1.072sec | 11 | 11 | 22 | 22 |
5 | R.Kubica | 0.872sec | 11 | 11 | 20 | 21 |
6 | J.Trulli | 0.770sec | 8 | 11 | 19 | Retire |
7 | N.Heidfeld | 1.276sec | 13 | 11 | 24 | 24 |
8 | H.Kovalainen | 0.954sec | 10 | 11 | 21 | 19 |
9 | D.Coulthard | 1.261sec | 13 | 11 | 24 | 20 |
10 | G.Fisichella | 1.204sec | 13 | 11 | 24 | 21 |
<Materials>
Live Timing・・・Q2 Q3
Data↓
Fuel Effect | Fuel comsumption |
0.040sec/kg | 2.35kg/lap |
<考察>
アロンソが最も軽く、ハイドフェルドが最も重いという結果になりました。
ただ、Q2のアロンソの走りはまだ余力を残しているように見えたのでもう少し思いと思います。
と言うわけでアロンソのQ2タイムをハミルトンと同じにすると・・・。
0.738sec/8Lap/11Lap/19Lap/18Lap・・・って一周だけ増えただけでしたw
と、いうことは二人ともQ2では余力を残していたのかもしれません。
まぁそれはフェラーリの二人にも言えるのかもしれませんけど。
下のほうの人のタイムは大体当たってるのではないかと思っています。。。
何分初めての予想なので、当たるかどうかw
*行きつけのF1サイトさんに見ていただいて修正。(5/13 AM11:50)
CS放送を再確認したところ川井ちゃんが燃料消費量が2.40kg/Lapといっていたので、2.22〜2.40の範囲ということで2.35に決定して再計算しました。
<結果&レースレポート>*5/14更新
アロンソとマッサが同じラップでピットインというのが結果になりました。
大きくはずしてしまったのがフィジケラとクルサードの二人。
この二人はQ3では車のポテンシャルを引き出せていなかった、ということなのでしょうか?
-多くのドライバーがリタイアした波乱のレース。-
レースのほうは、スタートでアロンソがマッサの前に出ようとしましたがコースオフしてしまい、その後順位をハミルトンの後ろに下げてしまいました。
また、トゥルーリは、燃圧のトラブルでスタートできず、ピットからリスタートしましたが後にリタイヤ。
ライコネンも電気系のトラブルに見舞われリタイヤ。
ハイドフェルドが結果最もQ3の中では第一スティントを引っ張ることが出来ましたが、チームクルーがピット作業をミスして大きく順位を下げてしまいました。
(↑その後ギアボックストラブルでリタイア)
また、金曜日から好調だったスピードもタイヤがバーストしてしまいリタイア。
他にもリウッツィ、ラルフ、ウェーバー、ブルツなど総計8人のドライバーに上った。
-スーパーアグリが初ポイント獲得-
多くのドライバーがリタイアしたこともあり、琢磨が8位入賞してスーパーアグリに初ポイントをもたらしました。
チャンスをうまく生かした形となりました。
ただ、この一件でスーパーアグリのカスタマーシャシー問題がよりいっそう複雑化しそうな気がしています。
-ルーキードライバーが単独トップ-
決勝のリザルトは優勝がマッサ、二位にハミルトン、三位にアロンソで、これにより、ハミルトンが30ポイントの単独トップになりました。
ここまでハミルトンは、初めてのサーキットながら全戦表彰台に乗る活躍を見せており、GP2で走行経験のある、
ヨーロッパのサーキットではさらに安定感が増すのではないのか、と個人的に思っています。
-次回への展望-
次回はいよいよ伝統の一戦モナコGP。
ここでは、今シーズン初めて「スーパーソフト」と呼ばれる最もソフトなタイヤが投入されます。
そのため、昨シーズンのレース終盤ではタイヤカスが非常に多くコース上に散乱するという事態になりました。
また、コース自体も、ランオフエリアが無く、コース脇にはガードレールのみなので、ドライバーにとっては全く逃げ場のないコースになっています。
初めてのモナコとなるハミルトンにとっては、これが最初の試練となるかもしれません。
おそらく現行のF1ドライバーの中で最もモナコを得意としているのはライコネン。
2005年はチーム側の不手際で、SCのタイミングでピットインできず、アロンソに負けるかと思われましたが、SC解除後は圧倒的なペースでアロンソを引き離し、
結果、見事優勝を果たしています。
2006年のレースでは勝利したアロンソでさえ、「ライコネンのスピードには驚いた」と語るほどでした。
結果はリタイアに終わってしまいましたが、非常に存在感のあったレースだったように思います。
ただ、難点は予選をうまくまとめられるかどうか。。。
ライコネンは今シーズン、予選をパーフェクトに走ったことは無かったように感じます。
モナコでは追い抜きがしにくいレイアウトのため予選が最も重要視されるレースの一つです。
また、05年は3位だったウェバーにも注目したいところです。
同様に05年2位だったハイドフェルドもレースを面白くしてくれるかも。
予選という点から見ればトゥルーリにもチャンスはあるかもしれません。
モンテカルロで微笑むのはいったい誰なのでしょうか?
2007年モナコGPは木曜現地時間午前10:00(日本時間午後5:00)よりセッション開始です。