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ナガラ電子工業製『NTA−371Plus』モニター当選♪

使用レポート編 その2


本来はスキー場にのみ降れば良いと思っていますが(スキーもしないのに...)、今回はレポートの為に雪乞いしたおかげ?か、かなりまとまった雪が降りました。
中京方面では観測史上二番目の降雪量だそうですが、普段雪に備えのない地方で雪が降ると、なんてことはない歩道で転んで救急車で運ばれたり必ず数人が怪我をするようで、これについては不謹慎とは思いますが雪国の人たちは苦笑しながらニュースを見ております。

さて本題のアンテナについて、表紙写真の着雪状態で、SWRを計ってみました。その1の建設時のデータと比べてみましょう。

測定は平成14年1月4日(仕事始めの出勤前)で天気は小雪。例によって測定にはMFJ259Bを使用。MFJ259Bの読値は、メーターではなく液晶表示部分のデータです。

               建 設 時      着 雪 時

      周波数    VSWR  Z  X   VSWR  Z   X
      14.000  1.3  52 14   1.4  68  11
      14.150  1.2  50 12   2.4  94  38
      14.200  1.2  51 12   3.4  58  72
      14.350  1.4  59 17   5.6  17  53

      周波数    VSWR   Z  X    VSWR  Z   X
      21.000  1.3  47 14   1.0  51   2
      21.100  1.3  43 12   1.2  58  11
      21.250  1.3  42 12   1.9  38  27
      21.400  1.7  34 16   2.4  21  11
      21.450  1.8  31 16   2.4  21   7

      周波数    VSWR   Z  X   VSWR  Z   X
      28.000  1.1  43  5   1.9  28  13
      28.200  1.3  40  8   1.9  26   7
      28.400  1.3  46 12   1.8  29  10
      28.600  1.2  52 12   1.8  32  18
      28.800  1.2  56 10   1.8  40  27
      29.000  1.2  59 10   1.9  53  36
      29.200  1.3  65  9   2.3  85  46
      29.400  1.4  64 13   2.8  48  45
      29.600  1.4  60 17   2.3  48  45
      29.700  1.4  62 20   1.6  68  20


予想通り(?)位相給電部がかなり雪の影響を受けているようで、インピーダンスがガタガタに変動してしまいました。通常のアンテナ(多素子給電ではないタイプ、例えばワイヤーダイポール等)では、着雪でエレメントが太くなるとその分だけ共振周波数が下がり(エレメントが延びたのと同等)、まぁ無理すればアンテナチューナーを使えば運用可能(共振周波数は変化するが、給電インピーダンスは変わらない)ですが、位相給電部への着雪は給電インピーダンスが変化するために、運用は見合わせた方が良いと思います。また、給電点インピーダンスの補正にスタブを利用しているビームアンテナも同じ理由で雪国には向かないかも知れません。雪が無ければ素晴らしい性能を発揮するアンテナも、どうも雪には勝てないようです。

しかし、どういう訳かこのアンテナ、冬季特有のスノーノイズに強いようで、当局の別バンド用アンテナ(7MHz、18,24MHz)で当該周波数をワッチするとノイズで使い物になりませんが、NTA−371Plusで14,21,28MHzをワッチするとほとんどノイズの影響は気になりません。


写真1:CL40B−4(7MHz3エレモノバンダー)でワッチした7MHz帯。この時Sメータは9+までノイズでバリバリ。
写真1


写真2:NTA−371Plusでワッチした14MHz帯。数キロヘルツ毎のノイズは有るが受信にさほど影響はない。
写真2

写真3:NTA−371Plusでワッチした21MHz帯。こちらも数キロヘルツ毎のノイズは有るが受信にさほど影響はなく、中心より下側2.5KHz及び5KHzでCW信号がモニター出来ている。写真1の状態では、これらの信号はノイズに埋もれて聞くことが出来ない。
写真3


写真4:NTA−371Plusでワッチした28MHz帯。こちらはほぼ完璧な状態で、受信にはまったく影響ない。
写真4


写真5:こちらはNTA−371Plusでワッチした7MHz帯の信号。共振していないアンテナなのでノイズもほとんど感じられない。しかし、7MHz用アンテナに切り替えると「写真1」の状態となり、とてもQSOは出来ない。QSOパーティーでは、送信に3エレ、受信にNTA−371Plusという変則的な組み合わせで運用した。ノイズがまったく感じられないので、非常に快適な運用が出来た。アンテナ切替がちょっと面倒だったけど...
写真5


いずれも撮影時(H14年1月3日)の天気は雪で、午後から車庫前の雪かきをするほど降った。小型の除雪機で玄関前を除雪していたとき、「どうも雪と一緒に土が飛ぶなぁ...」と思ったら、地面を削っていたのではなく、なんと奥様が手塩に掛けて育てていた(?)球根が植えられたプランターを破壊して、その中の土を飛ばしていたようだ。放物線を描いて着地(着雪?)したプランターの破片と一緒に、原型をとどめないほど破壊された球根のかけらがいくつかあった。奥様の視線が雪よりも冷たかった....





さて、次はどうしよう ?








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