● 私たちの考え方 

中止を求める4つの理由


 1,場所が不適当

     拡張予定地は、春江町と坂井町にまたがる人口密集・増加地域で、空港拡張を強行すれば広範囲の騒音
   公害、住環境破壊が予想されます。
    万一事故が起これば、些細な事故でも大惨事につながる危険性が高い地域です。
    石川県にほど近いため嶺南地域の人が利用しずらく、小松空港に近すぎるのは致命的な欠点です。


 2,必要性もメリットもない

   @ 小松〜東京便は朝から夜まで全ての時間帯に11往復飛んでおり、大都市圏以外の空港としては日本
    で一番便利な空港です。
     そんな小松空港の近くで福井空港をジェット化しても、東京便で1日3往復が限度です。待ち時間ば
    かり長く、東京日帰りもおぼつきません。乗客は結局、小松空港やJRに流れてしまいます。
     県は開港初年度に「東京3便=約40万人の乗客がある」と言っていますが、「行けばすぐ乗れる」
   という前提に立った(福井空港を利用するための待ち時間が考慮されていない)過大な数字です。
     北陸新幹線が開業すれば、空港の必要性が更に失われることも明らかです。

   A 北海道や九州のような東京より遠い地域や海外へ行く場合、福井県内からの空港アクセス時間が20
    〜30分短くなることにほとんど意味はなく、小松空港を利用すれば十分です。
     福井〜地方都市の定期便も、理念としてはわかりますが、必要性や採算性の面から実現不可能です。
    

 3,県の借金を増やし、県民生活を圧迫する

     福井県の県債残高(借金)は、2000年度末で1年間の県予算(約5,500億円)を上回る6,500億円に達
   し、かつてない財政難に直面しています。
    空港拡張計画に1000億円を超える税金を投入すれば、借金はますます増え、今後何十年にもわたっ
   て、県民生活に有形・無形の悪い影響を与えることになります。
    ジェット化された空港への県費持ち出しは、わかっているだけで赤字が年間3〜4億円、滑走路の補修
   費が年間4億円(10年で40億円)で、合計7〜8億円にものぼります。
    全国の地方空港の例を見ると、どこも利用客を増やすために運賃補助や着陸料の割引などを行っており
   計画を強行すれば、さらに数千万円〜数億円の持ち出しがでることが確実です。


 4,県民の意見を聞こうとしない

     福井空港の経営について知事は、「この程度の赤字は県民に理解してもらえると思う」とコメントしま
   した。しかしこれは、県民が判断することで、計画推進者の県がとやかく言うべきことではありません。
    原発の新増設や、反対の強い公共事業については、十分な情報を公開した上で公開投票などの方法で、
   住民の意志を確認することが時代の流れとなっています。
    ところが県は、私たちの公開討論の呼びかけを拒否し、公共事業等評価委員会で出された「県民の意見
   を聞く努力をすべき」という意見さえ無視し続けています。
    それどころか、「地域振興」という名の税金ばらまきや、飲食接待などの陰湿なやり方で地元住民の切
   り崩しをはかっています。




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