桧尾峠998m(金草岳)    (福井県池田町)  
R147は池田町の市街地を抜けるとゆるやかな登りとなる。
河内の人に楢俣へ入る道を聞き右折れする。
楢俣への道は急に細くなる。
池田町楢俣(ならまた)は現在廃村となっている。
家屋の跡は杉林となっていたが道ばたのお地蔵さんには新しい花が供えられて
いた。
宝暦8年(1758年)には家数5、人数24人であったが昭和41年に廃村となった
ということである。
新しい花が供えられていたお地蔵さん
廃村となった楢俣の家屋跡
楢俣を過ぎすぐ工事中で通行止となる。重機が数台とまっていたが
今日は工事はやっていないようである。
車を止めここから林道を歩く。林道はところどころ倒木や
崩れがある。最近車が走った様子はない。
30分ほど歩き林道終点が登山口である。
5分ほどで渡渉し対岸の道となる。平坦な杉林のなかの道は
すぐ急峻となり約1時間急な道が続く。
ところどころ平坦となるとほっとする。
ブナの大木が多い。このあたりはブナ原生林として
楢俣自然環境保全地域が設定されている。
林道を登山口まで歩く
登山口近くすぐ渡渉する
急峻な道が終わると藪こぎとなる。道を失うようなことはないが
背丈の雑木がはこびっている道を1時間歩く。
左手に冠山が展望される。
峠へ近くなるほど激しい藪こぎとなる。
尾根にはシャクナゲが群生している。
やせ尾根は崩落しているところもある。
2時間ほどで桧尾峠についた。
ブナ林の中を行く
藪こぎが続く
尾根の崩落 ナナカマド
桧尾峠は江戸時代後期 楢俣と滋賀県揖斐町を結んでいた。
大正2年冠峠を通る道が整備され、その後楢俣から桧尾峠への道は
ほとんど使用されていない。
ここで昼食とする。
単独登山者が金草岳から下りてきた。
冠峠から登ってきた岐阜県の人である。ここから金草岳への道は
歩きやすいとうことである。
桧 尾 峠
冠山(中央)
仲間がいれてくれたコーヒをゆっくり飲んでいたら
雲行きがあやしくなってきた。
これから頂上往復して雨のなか藪こぎの気力もなく
本日はこれまでとしてふたたび藪こぎで下山した。
登山口までは登りと同じ2時間かかった。
車へたどりついたとたん雨がふりだした。
10分ほど走り池田町にある渓流温泉冠荘で汗をながした。
(平成23年10月2日登山)