コリンズ電源 ヒースキットHP-23 | ||||||||||||||||||||
コリンズの機器の電源としては516F−2が一般的であるが、結構高価で ある。KWM2用としてはPM2があり、これは516F-2の半分くらいで 入手できる。その他ヒースキットのHP-23がある。これはPM2のさらに 半額くらいで入手できるのでコリンズ用として使用してみた。 |
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低圧電圧安定化回路 | ||||||||||||||||||||
各電圧を測ってみるとHV(高圧)は無負荷時780V、LV(低圧)は333Vある。 コリンズのLVは275Vであるからかなりオーバである。 HP-23をコリンズ用として改造した記事がアメリカのホームページにあったので参考に 改造してみた。ジャンク箱にあった2SC937を使用しベースには ツュナー1Z68を4個直列に接続した回路である。 R値で電圧を調整するが、4.7KΩのとき 受信時285V、送信時269Vであった。 HVはコリンズの正規電圧にくらべ100Vほど低いのでパワーは 20%ほどダウンするが終段管保護にもなるであろう。 |
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手持ち部品で仕上げたので全体に 大きめに仕上がった 電解コンデンサを現在のものに交換すれば かなりスペースがとれるので、そのスペース に組み上げればケース内におさめられると思う |
スピーカケースに収めた電源装置 HP−23用の上部カバーははずしている |
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HP-23のコネクターには各端子に電圧表示があるが、トラブル防止のため OBJ15251349268 コリンズの電圧配置に統一した。 バイアス電圧は特に変更なしで使用可能である。 最後にヒースキットのスピーカSB-600のケースに収納し送信機32S-1用として 使用している。 この電源の電解コンデンサ等の部品はいまでも販売されており保守は容易である。 |
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