計算の基礎。
基礎知識だから、第一歩から始めます。
あなたのヨセ知識が皆無であることを前提に話しを進めます。
ヨセの大きさとは、「自分が打ったとき」と、「相手が打ったとき」との結果を比べて計算します。
この方法を「出入り計算」といい、ほかには「見合い計算」などがあります。
現在では出入り計算によるのが常識です。
| １図
❶ と打つのが １目の手。
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２図
この ➀ も、 １目の手。 (黒の１目が無くなる) |
| ３図
この ❶ は 、２目の手です。 一子を取って取りあとに１目ができ、 取った石はハマとして相手の地の中に入れる。 |
４図
➀ とツグのも２目の手。 (黒が２目になるのを防いでいる) |
| ５図 双方の境界線に Ｘ が八ヶ所あります。 黒から打つとして、それぞれ何目の手になるか 計算できますか？ 
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６図
❶ と打つ手は、見て分かる通り、
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| ７図 この❶は、黒地が２目できるので、 ２目の手です。
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８図 白が❶ のところに打てば白地は３目 その手を防いでいるので、この❶は３目の手。 |
| ９図 ２目の取られを防いでいるので、 この❶は４目の手。
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１０図 白から囲えば５目の地ができるところ。 ❶と打たれて白地０。 ❶は５目の手。  |
| １１図 白の二子を取って黒地４目。 プラス、、、 逆に一子取られると白地２目。 ❶ は出入り６目の手。
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１２図 白三子を取って白地６目。 プラス、、、 逆に❶の所を白が打つと、白地１目。 ❶は出入り、７目の手。 |
| １３図 白の二子を取って黒地４目。 プラス、、、 逆に白から取られると白地４目。 ❶ は出入り８目の手。
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以上で８ヶ所の ❶ の手の大きさが分かりま した。 手の大きさが分かれば、 大きい所から打って行きます。 交互に打ちますから、白も大きいところから 打ちます。 以下のようになります。 |
| １４図
大きいところから打つ。 |
１４図の計算。 ❶ = ８目。 ❸ = ６目。 ❺ = ４目。 ❼ = ２目。 黒の打った手は合計２０目。 ② = ７目。 ④ = ５目。 ⑥ = ３目。 ⑧ = １目。 白の打った手の合計１６目。 一手打つごとに１目づつ差が出、 黒が４目得。
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| １５図
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１５図の解説。
１５図はいかにヨセが大切なものであるかを
黒の打った手 = １０目。 こんなに差が出ます。 初級の人の碁を拝見していると、 |
