この ❶ 、❸ と、第二線をハネツグのは何目の
　手でしょう。

   あとは黒Ａ 、 白Ｂ と下がるものとします。

　この手の価値は、、、、

　やはり ➀ 、�B と、逆にハネツいだ場合との
　比較です。

　後は Ａ 、Ｂ の下がり、下がり。

  １図と比べて、黒地３目減　＋　白地３目増。

　従って、どちらから打っても出入り 「６目の手」
  となります。

　第二線のハネツギは、この６目が最低です。

　➀ 、�B の価値はこの後の打ち方で
  決まります。

　これが白からヨセた場合の想定図で、

　黒地８目。　　白地７目 となります。

　次に黒からヨセた場合 ---->

  ❶ 、❸ とハネツイで、あとは下がり下がりと見るのは、
　今度は何の無理もありません。

　この結果、８目の黒地が１３目になり、
　７目の白が地４目になりました。

　黒地が５目増え、白地が３目減りました。

  つまり、３図からヨセる場合、

　黒からヨセても、白からヨセても、
　どちらからヨセても、８目の手になります。

　このように、あとに残る手段の有無で、
　ハネツギの価値が変わってきます。