白髪岳(721m)・松尾山(687m)   兵庫県
登山口のある住山には9:30到着した。
「住山上」の標識のあるバス停付近の空地へ駐車して出発する。
白髪岳の登山口となる東屋のあるところまでは林道を歩く。舗装はすぐ切れ土道となる。
落葉した丹波栗の木やよく手入れされた茶畑が続く。
10:00 東屋に到着した。2台の車が駐車していた。ここから本格的な登りとなる。
杉林のなか丸太の階段の登山道が続く。
やがて白髪岳まで0.63Kmの標識があり、道は分岐点している。
左の道をとる。
住吉の村落
東屋のある登山口
展望のよいベンチ
10:35 展望のひらけたベンチのあるところに到着した。小休止する。
松尾山、白髪岳が展望できる。
ここからは尾根を歩く。やがてロープ、鎖場であるが、短くそう危険なことはない。
11:05 白髪岳に着いた。岩場の山頂で展望はよい。
やがて、男性の単独登山者が到着し昼食をとりはじめたが、まだ昼には早いので
松尾山をめざす。ここからは道は平坦である。
途中登山道をパトロールしている地元の人にであった。
「今日は白髪岳から瀬戸大橋が見えたでしょう」という言葉に驚く。
位置方向さえ確認できれば、瀬戸大橋も見えるということである。
白髪岳頂上
クサリ場
12:00 松尾山に到着した。大きな木のなかの頂上である。千年前戦国の動乱期には
酒井城址があったということである。昼食とする。
ここからは4本の下山道が降りているが、文保寺への道以外は表示がない。
やがて到着した夫婦の登山者とどの道か話しあっていたら、女性の登山者が
道を間違えてもどってきた。3人で各自の地図を見せあいながら考えるが
確定しない。そのうち地元の人があがってきて教えてもらう。
昼食を済ませ出発する。
ロープの張られた急坂を10分くらい下りると「千本杉」である。ここには
表示がある、すぐ僧の修行の場であった「仙ノ岩」となる。2、3人が休憩していた。
さらに10分ほどで分岐点である。右には卵塔群であり上部が丸い石塔が林立
している。この分岐点を左にとる。ゆるい登りとなる。
10分で愛宕堂である。林のなかに石塔と小さなお堂がある。
愛宕堂
卵搭群
さらに歩くと分岐点となる。どちらかなと迷っていたら登山者が
上がってきた。
これから白髪岳までいくとのこと。道は右であった。
やがて阿弥陀本堂跡に到着した。広場の中に小さな石像が
設置されている。案内板はあるが、倒れていた。
ここからの道は分岐している。右の道をとる。右手に谷川となる
登山道を下る。
千年杉
金剛蔵王
阿弥陀本堂跡
次の分岐点は右にとり丸太橋をわたると「金剛蔵王」である。
巨石の中に小さな金剛蔵王が鎮座している。
急斜面をトラバースする道はやや歩きにくい。
やがて「不動の滝」となる。水量は少ないが苔むした滝は
風情がある。
13;30 住吉登山口の標識のある林道にでた。

林道は村落にはいると舗装道となり、駐車場には13:50 に
到着した。(H19.3.21)
不動の滝
白髪岳への道は標識もあるが、松尾山は標識も少なく、道も多いので
迷いやすい。下山時は文保寺へ降りてしまわないよう気をつけたい。
住吉登山口までは車で舞鶴若狭道から10分余りである。